我が家で15年間生きた犬

私の実家で飼っていて2年前に亡くなった犬は、私が高校生の頃から飼っていて、結婚することをきっかけに離れてしまった犬でブランドの首輪を遺品として持っています。

その犬が自宅に来たきっかけは、当時私が犬を飼いたいと主張をして、捨てられた子犬の飼い主を保健所が募集していた犬をもらってきたのでした。

その時2ヶ月だったその犬は何があったのかわからないですが、とにかく臆病で気弱な犬で我が家に来ることをおびえていました。初めは静かな犬だな、鳴かないなと思っていたのですが、それは小さすぎて泣けなかったからであって、鳴くということをマスターしてからは、うるさく鳴くようになりました。

毎日私が学校から帰ってくると飛び上がって喜び、くんくん甘えた声を出す犬と、散歩に出かけることが私の癒しになっていました。

年齢を重ねてからは、次第に弱っていき、亡くなる時にはまっすぐに歩けなくて倒れているような状態が続いていました。

15年という長い時間をともにした愛犬との別れはとても辛く、今でも懐かしく思い出します。