ある日犬グッズを扱うブランドのお店を探して寝屋川での小さな家族葬の帰りに近所の公園を通りかかった時、みゃーみゃーとか細く鳴く猫の声を聞きました。
何だろうと思って声の方に行ってみたら、茂みの中に一匹の仔猫が居たのです。
仔猫はガリガリに痩せていて、今にも死にそうなくらい弱っていました。
このままではいけないと思い、私は仔猫を抱きかかえ、家に持ち帰りました。
それでとりあえず、人肌ぐらいに暖めたミルクを上げてみたのです。
最初仔猫は怯えていましたが、しばらくするとミルクのニオイに誘われて、ぺろぺろと舐めはじめたのです。
ミルクを全部飲んだ仔猫は、眠くなったのかうとうとし始めたので、使い古した毛布に寝かせてあげました。
この後私は仔猫が元気になるために、色々と手を尽くしました。
そのおかげで仔猫はどんどん元気になり、家中を走り回るようにまでなったのです。
仔猫は私だけでなく、家族にも懐いてくれ、家族のアイドル的存在となりました。
他人から見たらルルはペットかもしれませんが、私たち家族にとってルルは、ペットなどではなく家族の一員です。