夜明け前に起こされても猫が大好きです

うちの猫は早起きです。夏ともなると夜明け前に活動を開始し、私の枕元に立っては「早く起きるニャ~」と顔をペロペロしてきます。たいていは「ごめん、もうちょっと寝かせて」と無視するのですが、ときにはすっかり目が冴えてしまうこともあります。そんな日は朝の5時前に起床となりますから、昼間はずっと眠気との戦いになります。朝くらい、ゆっくり寝かせてもらいたいものだといつも思います。

でもそんな面倒も猫と暮らすことの喜びの一つです。どんなに疲れているときでも、猫にペロペロされて起こされると、何となく幸せんな気持ちになります。眠くて仕方ないというのに、耳元でニャ~と鳴かれると、あ~いつもかわいくてありがとうと猫を抱きしめたくなります。そこにいてくれるだけで嬉しい。それが私にとって猫というものなのです。だからどんなに迷惑をかけられても、ちっとも嫌な気がしません。むしろ猫が我儘を言えば言うほど嬉しくなる。それが飼い主というものなのです。

今も足元では猫が「ご飯ニャ~、ご飯ニャ~」と鳴いています。あ~うるさいな~と思いながらも、猫が私に構ってくれるのが嬉しくてたまりません。この猫をうちに迎えて本当に良かったなーと思います。

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